30年の歩み

豊島区中小企業診断士会の経過と30年の歩み

当診断士会は豊島区商工行政に対する積極的な協力と商工振興の指導体制の確立・強化を目的として「豊島区中小企業診断士会」の設立を計画、昭和49年10月に東武バンケットホールにおいて56名の参加者のもとに創立総会を開催し設立したもので、初代会長に中小企業診断士・川端韻款が就任しました。


昭和60年に会長職を濱田正が継承、次いで昭和62年3代目会長に大岡清彦、平成15年4代目会長に太田龍雄、平成17年5代目会長西川洋一が就任し現在に至っております。

平成16年迄の事業内容

1.昭和51年に椎名町駅前商店街の診断依頼を受け
診断担当者8名によるチームを構成のうえ商店街診断を実施。
以来平成6年まで豊島地区商業活動報告10件、商店街診断36件を実施しました。

 主たる実施地区・商店街名は下記の通りです。

イ. 昭和44年?47年  豊島区西部地区・北部地区・東南部地区商業活動報告・
池袋駅周辺地区商業活動報告
ロ. 昭和47年     放射36号線道路拡巾ならびに地下鉄8号線新設に伴う
沿線周辺商店街影響予測報告
ハ. 昭和50年     東京都第3区画整理事務所、池袋北地区土地区画整理事
業施行に伴う商業調査報告
ニ. 昭和51年     豊島区商業実態調査報告
ホ. 昭和55年?56年  大規模小売店舗出店に関する調査報告
(西友長崎店、東武椎名町店)
へ. 平成5年~6年   商店街巡回指導調査、商店街台帳調査
ト. 商店街診断報告
昭和50年  長崎十字会商店街、池袋西口中央通り商店街、要町通り商店街
昭和51年  椎名町駅前商店街
昭和52年  南大塚駅前商店街
昭和53年  染井銀座商店街、駒込駅前通り商店街
昭和54年  目白通り二又商店会、池袋西口駅前名店会商店街
昭和55年  池袋本町中央通り商店街、池袋本町通り商店街
昭和56年  雑司が谷商店会商店街、巣鴨地蔵通り商店街振興組合商店街
昭和57年  巣一商店会商店街、千二商栄会商店街
昭和58年  池袋北西部地域商店街、豊島区広域商業診断
昭和59年  朝日通り商店街簡易診断、要町3丁目商店街簡易診断
千川商栄会商店街簡易診断、モデル商店街環境調査報告(染井銀座商店街)
昭和60年  要町新栄会商店街
昭和61年  長崎千川通り商友会十中通り、南池袋東通り商店会商店街
昭和62年  池袋西口三業通り商店会商店街、目白商業協同組合商店街
西池袋商店会商店街
昭和63年  染井銀座商店街振興組合
平成2年   千川駅前商店会
平成3年   酒販店業種別診断、江戸橋商店会簡易診断
平成4年   庚申塚商栄会簡易診断
平成5年   染井銀座商店街振興組合簡易診断
平成6年  池袋西口及び東口商店街
2. 区融資先企業に対する個別経営診断
区よりの融資先企業に対し個別経営診断を実施しており、当診断士会員40名を区に登録の上、分担しています。
平成10年までは年間約150企業に対し臨店経営診断を実施の上経営指導を進めました。
11年度より区の予算縮小に伴い年間60~80企業に縮小されましたが、個別企業ごとに有効適切な経営上のアドバイスを実施して現在に至っています。
3. 区の経営相談業務の担当
区より商工相談員の推薦依頼を受け現在12名の会員を中小企業相談室に派遣しており、区の商工融資業務ならびに商工相談を行っています。
4.合同のビジネスネット
平成6年度より4区(豊島・練馬・北・板橋の各区)合同のビジネスネット(受発注交換会)及び、平成6年度より豊島区主催の受発注企業情報交換会に区の要請によりそれぞれアドバイザーを派遣して企業間の情報交換の円滑化に協力しています。
5.その他
イ.毎年研修旅行、診断説明会、経営診断勉強会を実施して、会員の資質の向上を図っています。
ロ.平成14年より区との共催による創業塾を開催しており、当会員が講師を担当の上創業を目指す受講生に対し、その心構え及び必要な知識について講義を行っています。
平成16年に結成30周年を迎え、11月10日に30周年記念行事を開催しました。

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