令和6年2月7日(水)新年賀詞交換会で会長挨拶を行いました。
令和6年新年懇親会会長挨拶
●新年あけましておめでとうございます。
今年の元日には、能登半島地震が発生し多くの方が被害にあわれて大変な思いをされています。謹んでお見舞い申し上げるとともに、豊島区では、義援金の募集や被災者への住宅の供給など実施されています。一刻も早い復旧を願っています。
新春にあたり、当会を代表してご挨拶申し上げます。私は昨年6月の総会で、前会長の太田尾より会長職を引き継ぎました井手上と申します。よろしくお見知りおきくださいますようお願いいたします。
●昨年の経済社会情勢は、内外ともに不透明さと緊迫の度が増した1年でありました。世界ではロシアのウクライナ侵攻の長期化に加え、中台間の緊迫、イスラエルとパレスチナ武装勢力間の衝突も深刻化するなど地政学的リスクが増大する1年となりました。
国内では、コロナが5月に5類へ移行したことにより、穏やかに景気が回復するものの円安や消費者物価・エネルギー価格の高騰の影響、深刻さを増す人手不足など依然として中小企業には厳しい状況にあります。
●当会の事業では
1. 当会が母体のNPO法人としま創業ネットワークとして、
(ア) 池袋中央図書館にてコロナ禍で休止していた「ビジネスなんでも相談」(土曜日)を令和4年11月より再開で
き豊島区民の方を中心にいろいろな相談対応をおこなってまいりました。
(イ) 西武信用金庫池袋支店様のご支援を受け、共催で(毎月担当)、ビジネス無料相談会を開催しました。今後、
豊島区内での専門家派遣事業にも参画せていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
2. 当診断士会では
(ア) 「豊島区専門家合同相談事業」及び「事業と暮らしの無料相談会」へ税理士会様・社労士会様と共に参加しまし
た。(年4回)
(イ) 東京商工会議所様の小規模持続化補助金受付相談、セミナー講師の派遣を行っていました。
(ウ) 区商連様とは、「第19回地域・おもしろマーケティング大賞」の選定事業を実施し、本年1月16日に区商連
様新年会で菊池会長とともに表彰状の授与を行いました。
●令和6年度については、
消費者の購買行動について、「モノ」消費より「コト」消費へとさらには「トキ」消費へ移行しているともいわれております。さらには、コロナ禍で進展しましたデジタル化への対応などが必要となっています。当会としましては、改めておもしろマーケティングでの評価内容を見直し、会員への浸透を図るとともに、豊島区の商工業者様へのご支援を行ってまいりたいと考えておりますので、今後ともご支援の程よろしくお願いいたします
●最後に、ご来賓各位、会員各位のご健勝と商売繁盛を記念申し上げて、私の挨拶とさせて頂きます。