平成21年新年懇親会会長挨拶

平成21年新年懇親会会長挨拶

平成21年2月2日
豊島区中小企業診断士会
会  長  西川 洋一

新春に当たり、当会を代表して、ご挨拶申し上げます。
本日は、お忙しい中、ご来賓各位、会員各位には、「ようこそのお運び」を頂き、有り難うございました。
また、日頃は、豊島区文化商工部様、豊島区商店街連合会様、東商豊島支部様はじめご来賓各位には、格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

当会が行った平成二十年度の事業の概要と次年度の展望
1.当会が母体のNPO法人としま創業ネットワークの活動
 創業者支援講座(6日間)実施。
 中央図書館おける「ビジネスなんでも相談」。
 更に新たに、昨年の十・十一月に「企業巡回」を実施した。

2.企業経営の支援分野

(1)「個店診断・希望者診断」50件程実施。税理士会様・社労士会様と共に九士業会による「暮らしの無料相談会」に参加。豊島産業協会様などとともに、第一回「豊島ものづくりメッセ」開催に協力。第二回も積極的にご協力申し上げる。

(2)更に新たに、東商豊島支部様主催の「としまビジネスプランコンペ」において、ビジネスプランの雛形や審査基準などで、ご協力申し上げた。

(3)また、昨年十一月から、全国698業種対象のセーフィティネット保証において、当会所属の相談員が認定業務をお手伝させて頂いた。

3.商店街・街づくり支援の分野
(1)中小企業診断協会東京支部の商店街支援事業の一環として、池袋本町4商店街、椎名町すずらん通り商店会、南長崎ニコニコ商店街・目白通り二又 商店会に対し当会のメンバーがご支援申し上げた。
★本日、池袋本町中央通り商店会長の村上宇一議員がお見えですが、池袋本町4商店街では、「きずなカード」を中心とする活動が東京商店街グランプリ、活性化事業部門の優秀賞を受賞。改めて祝意を表させて頂きたい。
★ニコニコ商店街・二又商店会の「トキワ荘」モニュメントを中心とした街づくりは本年度にいよいよ本格化するとのこと。当会も積極的にご支援申し上げる。

(2)昨年九・十月には、ポストモダンMを審査基準に据えた「地域・おもしろM大賞」選定事業を実施。今回新たにチャレンジ賞、商店街賞を加え、九つのお店と一つの商店街を選定し、本年一月十三日の区商連様の新年会で、足立会長様と共に表彰状を授与。受賞店には大変喜ばれた。
 当会と区商連様のこうした取り組みが、益々噂が噂を呼び、地域の集客力を高め、「経済効果」を高めることになることを願ってやまない。

(3)昨年八月には、「大塚阿波踊り」の区商連様の連に当会のダンシングチーム十名が参加し、木崎連長様の厳しい指導のもと、華麗なるダンスを披露させて頂いた。本年もまた、厚かましくも参加予定。

(4)更に新たに、東商豊島支部様・豊島区観光協会様主催の「訪日外国人アンケート調査」事業に協力。当会は、「目的ブランド」の考えをベースにしたアンケート原案を提示し、現在集計・分析作業を行っている最中。
 ごく簡単に中間結果を報告させていただくと、「クチコミやHPの情報に基づき、仲間うちで、日本が誇るサブカルチャー、即ち、B級グルメの、ラーメン、寿司など飲食を目的に来日する人が結構多い」といえそうです。

★「訪日外国人アンケート調査」の内容からも言えることだが、当会が提唱しているポストモダンMは、地域経済の活性化を進めるうえでも、強力で有効なコンセプトと言えるのではないかと思う。

◆二十一年度(次年度)について
(1)こうした成果を踏まえ、今期同様、地域経済の活性化のために、尽力していきたいと考える。特に、「地域・おもしろM大賞」選定事業、「トキワ荘」関連の街づくりに、積極的にご協力申し上げたい。

(2)ご承知のように、米国では、グリーンニューディール政策含む、従来禁じ手とされていた「財政支出」を行おうとしており、我国政府にもそうした方向に向かおうとしているようです。今般、区及び区議会のご英断により、当会がかねてより希望していた、小規模企業資金の本人利息負担分が、大幅に引き下げられましたが、こうした金融施策とセットで、是非、当会の活動を含めた地域経済活性化のための取り組みにご支援(財政支出)をお願いしたい。

◆終わりに
 色々申し上げましたが、今後とも当会は、「地域に根ざしたおもしろい診断士会」として、豊島区の地域経済の活性化に尽力していく所存です。
 ご来賓各位のご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申しあげます。
 最後に、豊島区の発展と、ご来賓各位、会員各位のご健勝と事業繁栄を祈念申し上げて、私の挨拶とさせて頂きます。

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